人生100年時代と言われる現代、50代はまだまだ折り返し地点であり、これからの健康寿命を延ばすための大切な時期です。子育てがひと段落したり、仕事での責任が変わったりと、自分の時間を作りやすくなるタイミングでもあります。
「最近、体力が落ちてきた気がする」「お腹周りの脂肪が落ちにくくなった」「膝や腰が痛くてランニングは不安」といったお悩みはありませんか。そんな50代の方にこそ、自信を持っておすすめしたいのが水泳です。
水の中は重力から解放される特別な空間であり、陸上運動にはない心地よさと運動効果があります。泳ぐことが苦手な方でも、プールには歩くだけで十分に効果を得られる方法がたくさんあります。
この記事では、50代から水泳を始める方が知りたい情報を網羅し、無理なく楽しく続けるための秘訣をわかりやすく解説します。新しい趣味として、そして健康への投資として、プールライフを始めてみましょう。
50代から水泳を始めるメリットとは?

年齢を重ねると、激しい運動は体への負担が大きく、怪我のリスクも高まります。しかし、運動不足は生活習慣病の原因にもなりかねません。
そこで注目されているのが、年齢や体力に関わらず始められる水泳です。50代の方にとって、水泳がどのような良い影響をもたらすのか、具体的なメリットを詳しく見ていきましょう。
膝や腰への負担が少ない浮力の力
陸上で運動をする際、私たちの体には常に重力がかかっています。特にランニングやジョギングなどの着地衝撃を伴う運動は、膝や腰、股関節に自分の体重の数倍もの負荷がかかると言われています。
50代になると関節の軟骨がすり減ったり、筋力が低下して関節を支えきれなくなったりすることで、運動をしたくても痛みが原因で断念してしまうケースが少なくありません。
しかし、水中では浮力が働きます。肩まで水に浸かった状態では、体重は約10分の1程度にまで軽く感じられます。これは、陸上で60kgの人であれば、水中ではわずか6kg程度の負荷で動けるということです。
この圧倒的な浮力のおかげで、関節にかかる負担が劇的に軽減されます。膝や腰に不安がある方でも、痛みを感じにくく、思い切り体を動かすことができるのです。
リハビリテーションの現場でもプールが活用されるのは、この浮力による安全性が高いためです。運動後の筋肉痛も陸上運動に比べて軽度で済むことが多く、翌日の仕事や家事に支障が出にくいのも嬉しいポイントです。
落ちにくい脂肪を燃焼する高いダイエット効果
50代になると基礎代謝が低下し、若い頃と同じような食事をしていても太りやすく、痩せにくい体質へと変化していきます。特にお腹周りの内臓脂肪は、一度つくとなかなか落ちません。
水泳は、有酸素運動の中でもトップクラスのエネルギー消費量を誇ります。その秘密は「水の抵抗」と「水温」にあります。
水は空気の約800倍もの密度があるため、水中ではただ動くだけでも大きな抵抗がかかります。腕を前に伸ばしたり、足を動かしたりする動作一つひとつが、全身の筋肉を使ったトレーニングになります。
また、プールの水温は体温よりも低く設定されています。人間の体には体温を一定に保とうとする機能があるため、冷たい水の中にいるだけで、体は熱を生み出そうとエネルギーを燃やし始めます。
このように、水の抵抗に逆らって動く運動強度と、体温調節機能によるエネルギー消費のダブル効果によって、効率よく脂肪を燃焼させることができます。陸上のウォーキングと比較しても、同じ時間で約1.5倍から2倍のカロリーを消費できるとも言われています。
心肺機能の向上と血行促進で疲れにくい体へ
階段を上っただけで息切れがしたり、少し動いただけで疲れを感じたりすることはありませんか。これは心肺機能の低下や、血液の循環が悪くなっているサインかもしれません。
水泳は、呼吸に制限がかかるスポーツです。顔を水につけている間は息を止めるか吐き続け、顔を上げた瞬間に素早く息を吸い込む必要があります。この独特の呼吸法を繰り返すことで、自然と呼吸筋が鍛えられ、肺活量が維持・向上します。
また、水圧も重要な役割を果たします。水中では体全体に水圧がかかり、これがポンプのような働きをして、手足の末端に滞りがちな血液を心臓へと押し戻す手助けをしてくれます。
血流が良くなると、酸素や栄養が全身の細胞に行き渡りやすくなり、同時に老廃物の排出もスムーズになります。これにより、疲労回復が早まったり、冷え性やむくみの改善が期待できたりします。
定期的にプールに通うことで、心臓や肺が強くなり、日常生活でも息が上がりにくい「疲れ知らずの体」へと変わっていくのを実感できるはずです。
リラックス効果とストレス解消でメンタルも安定
50代は、仕事でのプレッシャーや家庭環境の変化、親の介護など、精神的なストレスを抱えやすい年代でもあります。また、ホルモンバランスの変化により、イライラしたり気分が落ち込んだりすることもあるでしょう。
水の中には、不思議なリラックス効果があります。プールにぷかぷかと浮いているだけで、羊水の中にいた頃のような安心感を得られると言われています。
水流による肌への適度な刺激はマッサージのような効果をもたらし、副交感神経を優位にして心身をリラックスモードへと導きます。
さらに、一定のリズムで手足を動かし続ける「リズム運動」は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促す効果があることが知られています。無心になって泳ぐことで、頭の中の雑念が消え、スッキリとした気分になれるのです。
夜なかなか寝付けないという方も、程よい身体的疲労感とリラックス効果によって、睡眠の質が向上することが期待できます。心の健康を保つためにも、水泳は非常に有効な手段と言えるでしょう。
初心者でも安心!必要な道具と水着の選び方

いざプールに通おうと決意しても、何を用意すれば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。特に久しぶりに水着を着るとなると、体型カバーやデザインも気になるところです。
ここでは、50代の初心者の方が快適に水泳を始めるために必要なアイテムと、失敗しない選び方をご紹介します。
50代女性・男性におすすめのフィットネス水着
一昔前の競泳水着のような、露出が多くてピタピタのデザインを想像する必要はありません。現在は、機能性と体型カバーを両立した「フィットネス水着」が主流です。
【女性の場合】
50代女性におすすめなのは、「セパレートタイプ」のフィットネス水着です。トップスとボトムスが分かれているため、着替えが非常に楽で、トイレに行く際も手間がかかりません。
トップスは半袖タイプや、二の腕をカバーできる長めの袖がついたものが人気です。胸元の開きが浅いものを選べば、前かがみになっても安心です。また、めくれ防止のスナップボタンが付いているものを選ぶと、水中でお腹が見えてしまうのを防げます。
ボトムスは太ももまで隠れるスパッツタイプが基本です。膝上丈のものを選ぶと、冷え対策にもなり、水中での足さばきもスムーズです。デザインは、サイドにラインが入っているものだと視覚効果でスタイルが良く見えるのでおすすめです。
【男性の場合】
50代男性には、膝上丈の「スパッツタイプ(ハーフスパッツ)」が一般的で最もおすすめです。かつてのブーメランパンツのような形状は、現在のフィットネスプールでは少数派です。
体に程よくフィットし、水の抵抗を減らして泳ぎやすくしてくれます。少しお腹が出てきているのが気になる場合は、ウエスト部分が紐で調節できるものや、股上が深めのデザインを選ぶと良いでしょう。
ルーズなトランクスタイプ(サーフパンツ)は、ポケットに水が入って重くなったり、水の抵抗で動きにくかったりするため、ウォーキング専用でない限りは避けた方が無難です。
曇りにくいゴーグルと被りやすいキャップの選び方
水着以外に必ず必要なのが、スイミングキャップとゴーグルです。
【スイミングキャップ】
キャップには主に「メッシュ」「シリコン」「テキスタイル(布)」の3種類があります。
【ゴーグル】
視界を確保し、眼病を予防するために必須です。選ぶ際のポイントは「クッションあり」と「曇り止め加工」です。
目の周りにゴムやシリコンのクッションが付いているタイプは、肌への当たりが柔らかく、長時間つけていても痛くなりにくいです。競泳用のクッションなしタイプは、慣れていないと痛みを感じることがあります。
また、レンズには「曇り止め加工」が施されているものを選びましょう。視界がクリアであることは、安心感と安全につながります。レンズの色は、室内プールであればクリア(透明)や薄いブルーが見やすくておすすめです。
あると便利!セームタオルや防水バッグなどのアイテム
必須ではありませんが、持っていると快適度が格段に上がるアイテムをご紹介します。
【セームタオル(吸水タオル)】
普通の綿のバスタオルとは違い、スポンジのような素材でできたタオルです。濡れた体を拭いて絞れば、すぐに吸水力が復活するため、これ一枚で全身の水分を拭き取ることができます。かさばらず、荷物をコンパクトにできるため、ジム通いの必需品と言えます。
【防水バッグ(プールバッグ)】
濡れた水着やタオル、洗面用具などを入れるためのバッグです。更衣室からプールサイドへ移動する際に、飲み物やタオル、ロッカーキーなどを入れて持ち運ぶのに便利です。底がメッシュ状になっていて水切れが良いタイプが使いやすいでしょう。
【耳栓】
水が耳に入るのが不快な方や、中耳炎になりやすい方は用意しましょう。自分の耳の形にフィットするシリコン粘土タイプや、フランジタイプなどがあります。
【曇り止め液】
ゴーグルの曇り止め効果は使用するうちに薄れていきます。塗るタイプの曇り止め液を一本持っておくと、いつでもクリアな視界で泳ぐことができます。
無理なく続く!50代初心者のための水泳メニュー

準備が整ったら、いよいよプールに入ってみましょう。しかし、いきなり自己流で泳ぎ始めると、すぐに疲れてしまったり、体を痛めたりする原因になります。
ここでは、50代の初心者の方が段階を追って無理なく取り組めるメニューを紹介します。
まずはここから!水中ウォーキングの正しい歩き方
「泳ぎに来たのに歩くの?」と思われるかもしれませんが、水中ウォーキングは立派な運動であり、水慣れのための重要なステップです。
まずは、肩まで水に浸かり、プールの底をしっかりと踏みしめて歩きます。陸上よりも大股で歩くことを意識してください。手は大きく前後に振り、水の抵抗を感じながら歩くのがポイントです。
姿勢は、お腹に少し力を入れて背筋を伸ばします。前傾姿勢になりすぎると腰に負担がかかるので注意しましょう。視線は真っ直ぐ前を見ます。
歩き方のバリエーションとして、膝を高く上げる「ニーアップウォーク」や、後ろ向きに進む「バックウォーク」、横向きに歩く「サイドウォーク」などを組み合わせると、普段使わない筋肉を刺激でき、バランス感覚も養われます。まずは15分〜20分程度を目安に行いましょう。
呼吸が楽になる!ボビングとけのびの基本練習
ウォーキングで水に慣れてきたら、次は水泳の基本中の基本である「呼吸」と「姿勢」の練習です。
【ボビング(呼吸の練習)】
プールの壁に手をかけて立ちます。息を大きく吸ってから、膝を曲げて頭まで水に潜ります。水中で鼻から「ブクブク」と息を吐き出し、床を蹴って水上に顔を出した瞬間に「パッ」と口から息を吸います。
この「鼻から吐いて、口で吸う」というリズムが、すべての泳ぎの基本になります。これがスムーズにできないと、クロールなどで息継ぎをする際に苦しくなってしまいます。リズミカルに連続して10回以上できるようになるまで練習しましょう。
【けのび(姿勢の練習)】
水中で抵抗の少ない姿勢を作る練習です。壁を背にして立ち、両手を重ねて頭の後ろで組み(あるいはストリームラインを作り)、壁を強く蹴って体を一直線に伸ばして進みます。
この時、顔は下を向き、視線はプールの底を見ます。背中や腰が反りすぎないように、お腹を凹ませるイメージを持ちましょう。手先から足先までが一本の棒のようになる感覚を掴めると、泳ぐ際にもスムーズに進むようになります。
ビート板を使ったバタ足で下半身を強化しよう
けのびができるようになったら、ビート板を使ってバタ足の練習をしましょう。バタ足は、単に前に進むだけでなく、下半身の大きな筋肉を鍛えるのに非常に効果的です。
ビート板の先端を両手で持ち、腕を伸ばして顔を上げすぎないようにします。膝を曲げすぎず、太ももの付け根から足を動かすイメージで、足の甲で水を叩くように上下させます。
初心者の多くは、膝から下だけでバシャバシャと激しく蹴ってしまいがちですが、これでは前に進まず疲れるだけです。「ムチのようにしなやかに」動かすのがコツです。
顔を水につけてバタ足をし、息継ぎの時だけ顔を上げる練習も行いましょう。25mを休み休みで構いませんので、足の付け根がじわじわと温かくなる感覚を味わってください。
目標は25m!クロールをゆっくり長く泳ぐコツ
基礎ができたら、クロールに挑戦してみましょう。50代の方におすすめなのは、速く泳ぐことではなく、「ゆっくりと美しく、長く泳ぐ」ことです。
ポイントは「大きくゆったりとしたストローク」です。腕を回す際は、できるだけ遠くの水をつかむようなイメージで前に伸ばします。水をかくときは、力を入れすぎず、体の近くを通すように後ろへ押します。
そして最も重要なのが「息継ぎ」です。苦しくなる前に早めに息継ぎをしましょう。顔を上げようとするのではなく、体を横に傾ける(ローリングする)流れで自然に口が水面から出るようにします。
最初は10m泳げれば十分です。途中で立っても構いません。「25m泳ぎ切らなきゃ」と焦らず、5m、10mと少しずつ距離を伸ばしていきましょう。力まずに水に乗る感覚が掴めれば、25mは案外すぐに到達できる目標です。
週何回がベスト?効果を実感するための頻度と時間

せっかく水泳を始めるなら、ダイエットや健康への効果を実感したいものです。しかし、張り切りすぎて無理をしてしまっては本末転倒です。50代の初心者に最適な頻度と時間の目安について解説します。
無理は禁物!週2~3回、1回30分からスタート
水泳は全身運動であり、想像以上に体力を消耗します。特に最初のうちは、週に1回でも疲れを感じるかもしれません。
理想的な頻度は、週に2〜3回です。運動の効果を持続させ、かつ疲労を溜め込みすぎないペースとしては、1日か2日おきに通うのがベストです。
滞在時間は、着替えやシャワーの時間を含めて1時間〜1時間半程度、実際に水に入って運動する時間は30分〜45分程度から始めましょう。「もう少し泳ぎたいな」と思うくらいで切り上げるのが、次回へのモチベーションにつながります。
忙しくて週に1回しか行けない場合でも、やめるよりは断然効果があります。自分のライフスタイルに合わせて、細く長く続けることを優先してください。
継続のカギは「頑張りすぎない」こと
三日坊主になってしまう最大の原因は、最初から高い目標を掲げすぎることです。「毎回1km泳ぐ」「必ず25m泳ぎ切る」といったノルマを自分に課すと、プールに行くのが億劫になってしまいます。
「今日は疲れているからウォーキングだけにしよう」「お風呂とサウナだけ入って帰ろう」という日があっても全く問題ありません。プールに行くという習慣自体が、生活にリズムを生み、健康への意識を高めてくれます。
また、一人で黙々と泳ぐのが辛い場合は、スクールの初心者コースに入会するのも良い方法です。コーチに正しいフォームを教えてもらえれば上達も早いですし、同じ目標を持つ仲間ができることで、通う楽しさが増します。
慣れてきたら徐々に距離や時間を延ばしてみよう
3ヶ月ほど続けていると、体力もつき、水の中での動きにも慣れてきます。「30分では物足りない」と感じるようになったら、運動強度を少し上げてみましょう。
例えば、ウォーキングの時間を減らして泳ぐ時間を増やしたり、25m泳ぐ本数を増やしたりします。ただし、急激に負荷を上げるのは禁物です。
「先週は200m泳いだから、今週は250mに挑戦してみよう」といった小さなステップアップを積み重ねることで、達成感を味わいながら自然と運動量を増やすことができます。
スマートウォッチなどのウェアラブル端末を使って、泳いだ距離や消費カロリーを記録するのも励みになります。過去の自分と比較して成長を実感できると、水泳がより一層楽しくなるでしょう。
健康的に続けるために知っておきたい注意点

水泳は安全なスポーツですが、水中という特殊な環境で行うため、いくつかの注意点があります。特に50代の方が健康的に長く続けるために、必ず守っていただきたいポイントをお伝えします。
泳ぐ前のストレッチと水分補給は必須
水中に入ると、水温の刺激で血管が収縮し、血圧が変動しやすくなります。急に飛び込むのは非常に危険です。入水前には必ず準備体操やストレッチを行い、体を温めて筋肉をほぐしましょう。
特にアキレス腱やふくらはぎを伸ばすこと、肩甲骨周りを動かすことは、こむら返りの予防やスムーズな泳ぎのために重要です。
また、水中では汗をかいている感覚がありませんが、実際にはかなりの量の水分が失われています。「喉が渇いた」と感じる前に、こまめに水分補給をすることが脱水症状を防ぐ鉄則です。プールサイドには必ず水筒やペットボトルを持ち込み、休憩のたびに一口飲む習慣をつけましょう。
冷え対策!プールから上がった後のケア
運動中は体が温まっていますが、プールから上がって濡れたままでいると、気化熱によって体温が急激に奪われます。50代の方は体温調節機能が若い頃より低下している場合があるため、冷えには特に注意が必要です。
休憩中はすぐにタオルで体を拭いたり、ラッシュガードを羽織ったりして保温しましょう。また、採暖室(ジャグジーやサウナ)がある施設では、運動後にしっかりと体を温めてから着替えることをおすすめします。
帰宅後も、髪をしっかり乾かすことや、温かい飲み物を飲むなどして、体を冷やさないようにケアしてください。冷えは免疫力の低下や関節痛の原因にもなるため、油断は大敵です。
体調が優れない時は勇気を持って休む
「今日は少し頭が痛いけど、行けば治るかな」「予定していた日だから行かなくちゃ」と、無理をしてプールに行くのはやめましょう。
水泳は心臓に負担がかかる運動でもあります。寝不足、二日酔い、風邪気味、血圧が高い時などは、潔く休む勇気が必要です。特に50代は、その日の体調がパフォーマンスに直結しやすい年代です。
自分の体の声に耳を傾け、「今日は調子が良いな」と思える日に気持ちよく泳ぐことこそが、健康維持の秘訣です。長く続けるためにも、休養もトレーニングの一部だと捉えてください。
まとめ:50代の水泳は「楽しむこと」が継続の秘訣
50代から始める水泳について、そのメリットや具体的な始め方、継続のコツをご紹介しました。最後に、この記事の要点を振り返ります。
・50代の水泳は、浮力によって膝や腰への負担を減らしながら、高いダイエット効果と心肺機能の向上が期待できる理想的な運動です。
・水着は体型カバーができる「セパレートタイプ(女性)」や「ハーフスパッツ(男性)」を選び、テキスタイルキャップやクッション付きゴーグルで快適さを確保しましょう。
・いきなり泳ごうとせず、水中ウォーキングやボビング、けのびといった基礎からじっくりと体を作っていくのが遠回りのようで一番の近道です。
・頻度は週2~3回、1回30分程度から無理なく始め、体調管理や冷え対策を万全に行うことが長く続けるためのポイントです。
水泳は、誰かと競うものではなく、昨日の自分よりも少しだけ前に進むためのスポーツです。水の中で体が軽くなる感覚、心地よい疲労感、そして泳げるようになった時の達成感は、50代からの生活をより豊かで鮮やかなものにしてくれるでしょう。
まずは近くの市民プールやスポーツジムの見学から始めてみませんか。新しい水着を選んでいる時のワクワク感や、初めて25mを泳ぎ切った時の感動を、ぜひ味わってください。


