季節や天気を問わず、一年中水泳を楽しめる場所をお探しではありませんか?
神奈川県には、国際大会が開かれるような本格的な競泳プールから、子供たちが大喜びするウォータースライダー付きのレジャー施設、さらにはリラックスできるジャグジー完備のスパまで、多種多様な温水プールが揃っています。
運動不足の解消やダイエット、家族での週末のお出かけ、あるいは本格的なトレーニングなど、目的に合わせて最適な施設を選ぶことで、充実した時間を過ごすことができます。
この記事では、神奈川県内にあるおすすめの温水プールをエリア別・目的別にご紹介し、それぞれの魅力や利用時のポイントをわかりやすく解説します。
神奈川県で温水プールを選ぶ際のポイント

神奈川県内には数多くの温水プールが存在しますが、施設によって設備や雰囲気、料金体系が大きく異なります。
初めて訪れる場所で「思っていたのと違った」という失敗を防ぐために、まずは自分に合ったプールを選ぶための3つの基準を押さえておきましょう。
ここでは、利用目的、設備内容、そして通いやすさの観点から、選び方のコツを詳しく解説していきます。
「ガッツリ泳ぐ」か「楽しく遊ぶ」か目的を明確にする
まず最初に確認すべきなのは、そのプールがどのような利用者を想定して作られているかという点です。
たとえば、ダイエットや体力向上を目的として、クロールや平泳ぎで距離を泳ぎたい場合は、コースロープがしっかりと張られた「競泳用プール(25mや50m)」がある施設が適しています。
一方で、小さなお子様と一緒に遊びたい、あるいは友人とリラックスして過ごしたいという場合は、流れるプールやウォータースライダー、浅めの幼児用プールがある「レジャー型プール」を選ぶ必要があります。
公営のスポーツセンターなどは前者が多く、公園内にある施設やスパ併設型は後者の要素が強い傾向にあります。
また、本格的な施設の中には、泳力によって利用できるコースが厳密に分けられている場所もあるため、事前に公式サイトで「遊泳ゾーン」と「ウォーキングゾーン」の区分けを確認しておくと安心です。
ジャグジーや採暖室などの付帯設備をチェックする
温水プールを利用する際、水泳以外の設備も満足度を大きく左右する重要な要素となります。
特に冬場や肌寒い日は、プールから上がった後に体を温められる「採暖室(サウナのような部屋)」や「ジャグジー」があるかどうかは非常に重要です。
神奈川県の比較的新しい公営プールや大規模な施設では、プールの横に温かいお風呂のようなジャグジーが併設されていることが多く、冷えた体をすぐに温めることができます。
さらに、施設によっては本格的なトレーニングジムやスタジオが併設されている場合もあり、プールに入る前に筋トレを行うことで、脂肪燃焼効果を高めることも可能です。
ドライヤーの有無やパウダールームの広さ、シャワー室でのシャンプー利用の可否なども、快適に通うためのチェックポイントとなります。
公営と民間の料金差とアクセスを確認する
継続的に通うことを考えるなら、利用料金とアクセスの良さは無視できないポイントです。
神奈川県の各自治体が運営する「公営プール」は、大人1回300円〜600円程度と非常にリーズナブルな価格設定が魅力で、回数券を利用すればさらにお得になることもあります。
一方、ホテルやフィットネスクラブが運営する民間のプールは、料金が数千円することもありますが、その分タオルや水着のレンタルが充実していたり、混雑が少なかったりと、サービス面での快適さが保証されています。
また、駅から徒歩圏内か、あるいは広い駐車場が完備されているかも重要です。
特に郊外の大型公園にあるプールは、駐車場代が別途かかる場合や、週末に満車になる可能性があるため、車でアクセスする場合は周辺のコインパーキング情報も調べておくと良いでしょう。
横浜エリアのおすすめ温水プール

横浜市内には、日本を代表する大規模なプールから、地域住民に愛される隠れ家的なスポットまで、非常に多くの選択肢があります。
ここでは、その中でも特に設備が充実しており、一度は訪れてみたいおすすめの施設を4つ厳選してご紹介します。
本格的なスイマーから家族連れまで、それぞれのニーズに合った施設を見つけてみてください。
横浜国際プール(都筑区):国際大会も開かれる「水泳の聖地」
横浜市都筑区にある「横浜国際プール(ウォーターアリーナ)」は、その名の通り国際規模の水泳大会が開催される、国内最高峰の設備を誇る施設です。
最大の特徴は、50m×10コースのメインプールで、大会がない日には一般開放されており、広いコースでゆったりと泳ぐことができます。
ただし、メインプールは水深が深めに設定されることが多く(現在は原則2.0m運用などの制限がある場合もあります)、泳力に自信のある中級者以上のスイマーにおすすめです。
もちろん、水深1.0m〜2.5mのサブプール(50m×8コース)も通年利用可能で、こちらは初心者やウォーキング目的の方でも安心して利用できます。
天井が高く開放感あふれる空間で泳ぐ体験は格別で、自分の泳ぎが上達したような気分を味わえるでしょう。
メモ:メインプールの個人利用には泳力検定合格証などの条件が必要な場合があるため、事前に公式サイトで最新の運用ルールを確認しましょう。
日産ウォーターパーク(港北区):家族で一日遊べるレジャー施設
新横浜の日産スタジアム内にある「日産ウォーターパーク」は、楽しみながら水に親しむことをテーマにした、県内屈指の屋内レジャープールです。
館内は大きく分けて、アクティブに遊べる「アクアゾーン」と、リラックスできる「バーデゾーン」の2つのエリアで構成されています。
アクアゾーンには、流れるプールやウォータースライダー、波の出るプールなど、子供たちが大興奮するアトラクションが目白押しです。
一方のバーデゾーンは、ジャグジーやミストルーム、アロマの香りが漂う部屋などがあり、大人も日頃の疲れを癒やすことができます。
公営施設ならではのリーズナブルな価格設定(13歳以上1時間500円など)でありながら、これだけの設備が整っている場所はなかなかありません。
屋内施設なので、雨の日や真冬でも、まるで夏休みのような楽しい時間を過ごすことができる貴重なスポットです。
高齢者保養研修施設 ふれーゆ(鶴見区):ベイブリッジを望む癒やしの空間
横浜市鶴見区の海沿いに位置する「ふれーゆ」は、プールの隣に本格的な大浴場が併設されている複合施設です。
ここの魅力は、なんといっても「リゾート感」と「癒やし」のバランスの良さにあります。
プールエリアには25mプールのほかに、流れるプールや子供用プール、ジャグジーがあり、ガラス張りの窓からは東京湾や鶴見つばさ橋の美しい景色を眺めることができます。
特に夕暮れ時の景色は美しく、泳ぎ疲れた体をプールサイドのジャグジーで温めながら外を眺める時間は格別です。
プールで運動した後は、併設の大浴場で汗を流して帰ることができるため、銭湯に行く感覚で気軽に利用する地元の方も多くいます。
アクセスは鶴見駅からバスになりますが、その分、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
保土ケ谷プール(保土ケ谷区):地域に密着した通いやすい公営プール
横浜市内には各区に地域密着型のプールがありますが、「保土ケ谷プール」はその代表的な存在と言えます。
保土ケ谷公園の中に位置しており、派手なスライダーなどはありませんが、25mプールと児童用プールというシンプルで使いやすい構成が魅力です。
このプールの最大のメリットは、なんといってもその「安さ」と「アットホームな雰囲気」にあります。
利用料金が非常に手頃であるため、毎日の健康維持のために通うシニア層や、学校帰りの子供たちでいつも賑わっています。
また、水泳教室や水中運動などのプログラムも定期的に開催されており、初心者でも指導を受けながら安心して水泳を始めることができます。
特別な準備をして出かける場所というよりは、日常の一部として気軽に立ち寄れる、まさに「市民のプール」といった温かさがあります。
相模原・大和エリアの人気スポット

神奈川県の中央部に位置する相模原市や大和市エリアにも、非常に魅力的な温水プールが点在しています。
このエリアの特徴は、広大な敷地を活かした公園内にある施設が多く、駐車場が充実している点です。
本格的な競技用プールから、子供連れに特化したレジャー型まで、おすすめの3施設をご紹介します。
さがみはらグリーンプール(相模原市):本格派も納得の充実設備
相模原市の横山公園内にある「さがみはらグリーンプール(相模原市立総合水泳場)」は、水泳愛好家から高い評価を受けている本格的な施設です。
横浜国際プールと同様に、かつて国体の会場となった歴史を持ち、50mのメインプールと飛び込み用プール(ダイビングプール)、そして25mのサブプールを備えています。
ここの素晴らしい点は、メインプールの床が可動式になっており、大会やイベントの内容に合わせて水深を変えられることです(一般開放時の水深はスケジュールを確認してください)。
50mプールで長距離を泳ぎ込みたいトライアスリートやマスターズスイマーにとっては、練習環境として申し分ありません。
また、観客席も整備されているため、広々とした空間で開放感を感じながら泳ぐことができます。
駐車場も公園利用と合わせて広く確保されているため、車でのアクセスが非常に便利です。
LCA国際小学校北の丘センター(相模原市):スライダー完備の穴場
「北の丘センター」は、相模原市内のゴミ焼却施設の余熱を利用したエコな温水プールです。
公共施設でありながら、レジャー要素が非常に強く、特に子供連れのファミリー層から絶大な人気を誇っています。
その理由は、屋内プールでありながらしっかりとした長さのウォータースライダーや、流れるプールが完備されている点にあります。
さらに、幼児用の浅いプールも広めに作られているため、プールデビューの小さなお子様でも安心して遊ばせることができます。
施設全体が明るく清潔感があり、プールの後にはお風呂施設(別途料金が必要な場合があります)を利用することも可能です。
週末は混雑することもありますが、家族みんなで安く楽しく遊びたいときには、間違いなく第一候補に挙がるスポットです。
引地台温水プール(大和市):120mの流水プールが魅力
大和市の引地台公園内にある「引地台温水プール」は、神奈川県央エリアを代表する人気レジャープールです。
ここの最大の特徴は、25mプールを取り囲むように設置された、全長約120mもの長さを誇る流れるプールです。
夏場だけでなく冬場でも、温かい水流に身を任せてプカプカと浮いているだけで、リラックス効果抜群の時間を過ごせます。
さらに、80mと40mの2種類のウォータースライダーがあり、子供たちは何度滑っても飽きることがありません。
採暖室やジャグジーも完備されているため、体が冷えてしまってもすぐに温まることができます。
引地台公園自体が非常に広く、バーベキュー場や遊具広場も併設されているため、プールと合わせて一日中公園遊びを満喫するプランもおすすめです。
湘南・県西エリアで楽しむ温水プール

海に近い湘南エリアや県西エリアにも、地域住民の健康づくりを支える素晴らしいプールがあります。
このエリアの施設は、建物が個性的であったり、温泉地に近いという立地を生かしたリゾート要素があったりと、ユニークな特徴を持っています。
ここでは、藤沢市と平塚市、そして箱根町の代表的な施設をご紹介します。
秋葉台公園プール(藤沢市):カブトムシ型のユニークな建築
藤沢市にある「秋葉台公園プール」は、その外観のインパクトで訪れる人を驚かせます。
建築家の槇文彦氏が設計した建物は、金属屋根の形状から「カブトムシ」の愛称で親しまれており、モダンでスタイリッシュな空間が広がっています。
屋内には25mプールがあり、天井からの自然光が差し込む明るい雰囲気の中で泳ぐことができます。
夏場には屋外の50mプールや流れるプールも開放されますが、屋内の温水プールだけでも十分に快適で、しっかり泳ぎたい方には最適です。
コース幅も比較的ゆったりと取られており、初心者から上級者までストレスなく利用できる配慮がなされています。
トレーニングルームも併設されているため、陸上トレーニングと水泳を組み合わせたメニューを組むことも可能です。
平塚市総合公園温水プール(平塚市):緑豊かな公園内のオアシス
平塚市総合公園の中にあるこの温水プールは、50mの公認プール(冬期や一般開放時は25m仕様に仕切られることもあります)を持つ本格的な施設です。
ここの魅力は、なんといっても「平塚市総合公園」という素晴らしい環境の中に位置していることです。
公園内にはふれあい動物園や大きな広場、野球場などがあり、ジョギングをした後にプールでクールダウンするといった使い方ができます。
プール自体は競技会にも使われる仕様なので水質管理が徹底されており、透明度の高い水で気持ちよく泳ぐことができます。
幼児用プールも設置されているため、小さな子供連れでも利用しやすく、市民の憩いの場として定着しています。
利用料金も安価で、駐車場も公園利用者は一定時間無料(または低価格)で利用できるため、コストパフォーマンスの高さもポイントです。
箱根小涌園ユネッサン(箱根町):水着で遊べる温泉テーマパーク
最後に、少し趣向を変えて「泳ぐ」というよりは「遊ぶ・癒やされる」ことに特化した施設をご紹介します。
箱根町にある「箱根小涌園ユネッサン」は、水着で入る温泉アミューズメントパークです。
厳密には競泳用プールではありませんが、温水の大型プールエリア「神々のエーゲ海」があり、泳ぐことも十分に楽しめます。
ここの最大の特徴は、ワイン風呂、コーヒー風呂、ドクターフィッシュの足湯など、他では体験できないユニークな温泉プールが多数あることです。
屋外エリアには大型のスライダーもあり、冬でも温かいお湯の中で絶叫マシンを楽しむことができます。
カップルやグループ、家族旅行で訪れるには最適で、プール遊びと温泉入浴の両方の良さを一度に味わえる、神奈川県ならではの観光スポットと言えるでしょう。
利用時の注意点と持ち物チェックリスト

せっかくプールに出かけても、忘れ物をしたりルールを知らなかったりすると、入場できなかったり楽しめなかったりすることがあります。
特に公営プールは、民間のレジャープールに比べてルールが厳格な場合が多いです。
ここでは、神奈川県の温水プールを利用する際に、必ず確認しておきたい注意点と持ち物をまとめました。
必ず持参すべき必須アイテム
まず、絶対に忘れてはいけないのがスイミングキャップ(水泳帽)です。
ホテルのプールや一部のレジャー施設を除き、神奈川県内のほとんどの公営温水プールでは、キャップの着用が義務付けられています。
貸し出しを行っていない施設も多いため、忘れると現地で購入(販売があれば)するか、利用を諦めなければなりません。
また、ゴーグルも目の保護や視界確保のために必須です。
タオル類はもちろんですが、濡れた水着を入れるための防水バッグやビニール袋も忘れずに準備しましょう。
【基本の持ち物リスト】
・水着
・スイミングキャップ(必須!)
・ゴーグル
・バスタオル&フェイスタオル
・小銭(ロッカーが100円返却式の場合が多いです)
・濡れたものを入れる袋
スマートウォッチやアクセサリーのルール
最近増えているのが、「Apple Watchなどのスマートウォッチを着けたまま泳ぎたい」という要望です。
しかし、接触時の怪我防止や破損防止の観点から、多くの公営プールでは時計や貴金属類(ネックレス、ピアスなど)の着用を禁止しています。
ただし、最近では「専用の保護カバー(シリコンバンドなど)を装着すれば利用可能」とする施設も少しずつ増えてきました(例:横浜国際プールなど一部施設では条件付きで許可される場合があります)。
施設ごとにルールが細かく異なるため、どうしても着用したい場合は事前に電話で確認するか、現地の掲示板を必ずチェックしてください。
また、音楽プレイヤーの持ち込みも、防水仕様であっても基本的には禁止されている場所が大半ですので注意が必要です。
オムツが取れていないお子様の利用について
小さなお子様連れの場合、最も注意が必要なのが「オムツ」に関するルールです。
多くの一般的な公営プールでは、衛生管理上の理由から「オムツが完全に取れていない幼児の入水は禁止」としています。
「水遊び用オムツ」を着用していても、その上に水着を着ればOKという施設と、それでもNGという施設に分かれます。
今回ご紹介した中では、日産ウォーターパークなどのレジャー要素の強い施設や、幼児用プールが独立している施設では比較的寛容な場合がありますが、競泳メインのプールでは厳しい傾向にあります。
現地に行ってから断られると大変悲しい思いをすることになるため、公式サイトの「よくある質問」コーナーなどで、幼児の利用条件を必ず確認してから出かけるようにしましょう。
神奈川県の温水プールで一年中水泳を楽しもう
神奈川県内には、本格的なトレーニングができる施設から、家族で一日中遊べるレジャースポットまで、魅力的な温水プールがたくさんあります。
「横浜国際プール」や「さがみはらグリーンプール」のようなトップアスリートも使用する環境で泳ぐ爽快感は格別ですし、「日産ウォーターパーク」や「引地台温水プール」で子供たちと笑顔で過ごす時間もかけがえのないものです。
プール選びで大切なのは、「今日は泳ぎこみたい」「今日は子供と遊びたい」「安く済ませたい」といった目的をはっきりさせることです。
また、スイミングキャップの持参や、オムツに関するルールの確認など、事前のちょっとした準備が快適な利用につながります。
ぜひこの記事を参考に、あなたのお気に入りの「神奈川県温水プール」を見つけて、健康的で楽しい水泳ライフを送ってください。
冬でも雨でも関係なく、温かい水の中で体を動かして、心も体もリフレッシュしましょう。


