千葉県は海に囲まれた地域ですが、実は内陸部にも魅力的な公営プールがたくさんあることをご存じでしょうか。「運動不足を解消したい」「子供と一緒に安く遊びたい」「本格的に泳ぎ込みたい」など、プールを利用する目的は人それぞれです。
公営の市民プールは、民間ジムやレジャー施設に比べて圧倒的にリーズナブルな料金で利用できるのが最大のメリットです。最近では、温浴施設が併設されていたり、ウォータースライダーがあったりと、設備が充実した施設も増えています。
この記事では、千葉県内にある数多くの市民プールの中から、特におすすめの施設を目的別に厳選してご紹介します。あなたのライフスタイルに合ったお気に入りのプールをぜひ見つけてください。
千葉県市民プール一覧を見る前に知っておきたい選び方のポイント

千葉県には数多くの公営プールが存在しますが、施設によって設備やルールが大きく異なります。一覧から適当に選んで行ってみたら「思ったより泳げなかった」「子供が遊べなかった」という失敗を防ぐために、まずは選び方の基本を押さえておきましょう。
温水プールか夏期限定の屋外プールか
プールには大きく分けて、一年中利用できる屋内温水プールと、夏の間だけオープンする屋外プールがあります。健康維持やダイエット目的で定期的に通うなら、天候に左右されない屋内温水プールがおすすめです。公営の温水プールは水温が30度前後に保たれており、冬場でも快適に泳ぐことができます。
一方で、お子様とのレジャーや夏休みの思い出作りなら、開放感のある屋外プールが最適です。千葉県の市民プールには、夏期限定で流れるプールやスライダーを開放する施設も多く、格安でリゾート気分を味わうことができます。目的に合わせて使い分けることが大切です。
料金体系と利用時間の確認
市民プールの最大の魅力は料金の安さですが、市町村によってシステムが異なります。多くの施設では、大人1回300円〜500円程度、子供は100円〜200円程度で利用できます。ただし、利用時間が「2時間制」となっており、時間を過ぎると超過料金がかかる施設も多いので注意が必要です。
また、市内在住者と市外在住者で料金が異なるケースがあります。市外の人が利用する場合、数百円ほど高くなることが一般的です。事前に公式サイトで「市外料金」の設定があるか確認しておくと安心です。
必要な持ち物と独自ルールの把握
公営プールは、民間プールよりもルールが厳格な場合があります。最も重要なのが水泳帽(スイムキャップ)の着用です。屋内プールではほぼ100%着用が義務付けられています。持っていないとその場で購入するか、入れないこともあるため必ず持参しましょう。
また、オムツが取れていない乳幼児の利用については施設ごとに対応が分かれます。「水遊び用パンツ着用ならOK」という場所もあれば、「オムツ着用のお子様は完全に入水禁止」という場所もあります。小さなお子様連れの場合は、このルールが最も重要なチェックポイントになります。
本格的に泳ぎたい人向け!千葉県内の競技用・50m公営プール

「25mプールでは物足りない」「大会に向けて長水路(50m)で練習したい」という本格派スイマーのために、千葉県内にある設備レベルの高い公営プールをご紹介します。
千葉県国際総合水泳場(習志野市)
千葉県習志野市にある「千葉県国際総合水泳場」は、国際大会も開催される県内トップクラスの設備を誇る水泳場です。メインプールは50m×10コースあり、水深も深く設定されています(可動床で調整されることもあります)。本格的にタイムを縮めたいアスリート志向の方には聖地のような場所です。
メインプールのほかに、水深が浅めで泳ぎやすいサブプール(50m×8コース)や、ダイビングプールも備えています。一般公開に広く開放されており、県外からの利用者も多いのが特徴です。新習志野駅から徒歩ですぐというアクセスの良さも魅力です。
船橋市総合体育館(船橋アリーナ)
Bリーグの試合会場としても有名な船橋アリーナですが、実は温水プールも非常に人気があります。こちらは25mプールですが、水質管理が行き届いており、透明度が高いと評判です。コース幅も比較的ゆとりがあり、ウォーキングコースと完泳コースがしっかり分かれているため、自分のペースで集中して運動できます。
また、採暖室やジャグジーもしっかり完備されており、練習後のケアも可能です。駐車場も広く、車でのアクセスが便利ですが、人気施設のため土日は混雑することもあります。平日の夜などは比較的空いており、仕事帰りのスイムにおすすめです。
浦安市屋内水泳プール
浦安市運動公園内にある屋内プールは、ベイエリアの住民に愛される充実した施設です。25mプールは公認プールとなっており、しっかり泳ぎたい人に最適です。さらに、隣接してリハビリやウォーキングに適した多目的プールもあり、健康増進目的の利用者で賑わっています。
特徴的なのは、市内在住・在勤・在学者への優遇料金設定があることですが、市外の人も利用可能です(料金は異なります)。施設全体が非常に清潔で、ロッカールームやシャワー設備も整っているため、女性の利用者からも高い評価を得ています。
家族連れに大人気!流れるプールやスライダーがある公営施設

「市民プール=四角いプールだけ」と思っていませんか?千葉県には、まるで民間のレジャープールのように楽しめる公営施設がいくつもあります。雨の日でも遊べる屋内型を中心にピックアップしました。
こてはし温水プール(千葉市花見川区)
千葉市の「こてはし温水プール」は、天井がガラス張りになっており、屋内ながら太陽の光を感じられる開放的なドーム型建築が特徴です。ここには公営としては珍しい本格的なウォータースライダーと、ぐるりと一周できる流れるプールがあります。
子供たちがスライダーで遊んでいる間、大人はジャグジーや打たせ湯でリラックスすることも可能です。夏場には屋外プールも開放され、さらに広々と遊ぶことができます。これだけの設備がありながら、数百円で利用できるコストパフォーマンスは県内最強クラスと言えるでしょう。
クリーンスパ市川(市川市)
「クリーンスパ市川」は、ごみ焼却施設の余熱を利用したエコなスパ施設です。ここは単なるプールではなく、天然温泉やジム、レストランが一体となった複合リラクゼーション施設です。プールエリアには、歩行浴ができるレジャープールや、浅めの子供用プールがあります。
たくさん泳いで疲れた後に、そのまま施設内の温泉(露天風呂あり)で汗を流せるのが最大の魅力です。水着で入れるエリアと裸で入る温泉エリアが分かれているので、家族みんなで一日中楽しむことができます。無料送迎バスが各駅から出ているのも嬉しいポイントです。
リフレッシュプラザ柏(柏市)
柏市にある「リフレッシュプラザ柏」も余熱利用型の健康増進施設です。ここにも一周約58メートルの流れるプールがあり、浮き輪を使ってぷかぷかと浮かんだり、流れに逆らってウォーキングをしたりと、思い思いの過ごし方ができます。
25mプールにはスロープが設置されており、高齢者や足腰に不安がある方でも入水しやすいバリアフリー設計になっています。キッズ用の浅いプールも完備されているため、プールデビューの小さなお子様連れにも優しい環境です。お風呂施設も併設されており、地域住民の憩いの場となっています。
船橋市運動公園プール(※夏季限定・屋外)
屋内ではありませんが、夏休みのレジャーとして外せないのが「船橋市運動公園プール」です。ここは公営とは思えないほどアトラクションが凄まじく、数種類のスライダーや、波の出るプールまで備えています。
その人気ぶりから夏場は入場待ちの列ができるほどですが、民間の大型プールに行くよりも圧倒的に安く、同レベルの楽しさを味わえます。売店なども充実しており、お弁当を持参してピクニック気分で訪れる家族連れで賑わいます。
千葉市・ベイエリア周辺のおすすめ市民プール詳細

人口が多く、プール需要の高い千葉市・ベイエリア。このエリアは設備の整った新しい施設や、アクセスの良い施設が集中しています。
千葉公園総合体育館「YohaSアリーナ」周辺情報
千葉公園内に新しくオープンした「YohaSアリーナ」は非常に美しい体育館ですが、同じ敷地内にある「千葉公園水泳プール」は歴史ある屋外の50mプールです。こちらは夏期(7月〜8月)限定の営業となります。
千葉駅から徒歩圏内という抜群の立地にありながら、50mプールでしっかり泳げる貴重なスポットです。夏場の仕事帰りや、学校帰りの学生たちが夕涼みがてら泳ぎに来る姿が見られます。緑豊かな公園の中にあるため、蝉時雨を聞きながら泳ぐ「日本の夏」を感じられる場所です。
アクアリンクちば(千葉市美浜区)
海沿いに位置する「アクアリンクちば」は、スケートリンクと温水プールが併設された珍しい施設です。プールエリアからは海を眺めることができ、開放感は抜群です。温水プールはミストサウナやジャグジーが充実しており、リラクゼーション要素が強めです。
隣にあるスケートリンクとセットで利用するプランもあり、午前中はスケート、午後は温水プールで体をほぐすといった贅沢な使い方もできます。施設内にレストランもあるため、食事の心配もありません。
北・東葛エリア:松戸・野田方面の注目スポット
ベイエリアだけでなく、北西部にも良いプールがあります。例えば「松戸市運動公園プール」は、50mプールと25mプール、幼児用プールを備えた屋外施設(夏期)ですが、非常に広々としています。また、野田市には「野田市関宿総合公園プール」があり、こちらもスライダーや流れるプールを備えた豪華な公営プールとして知られています。
屋内であれば、「流山市のほっとプラザ下花輪」のような、余熱利用の小規模ながら温かい雰囲気のプールも、地元の方の健康維持に役立っています。自分の住むエリアの近くにこうした「隠れ家的プール」がないか探してみるのも楽しいでしょう。
プール利用時の注意点とマナーまとめ

市民プールは多くの人が共有する公共スペースです。気持ちよく利用するために、必ず守るべきルールやマナーがあります。
水泳帽(スイムキャップ)の着用義務
ほとんどの公営プールでは、水泳帽の着用が必須です。これは髪の毛が抜けて排水溝やろ過装置に詰まるのを防ぐためです。ゴム製、メッシュ製など素材は問われないことが大半ですが、レンタルを行っていない施設もあるため、必ず持参しましょう。忘れてしまった場合、受付で購入することになり、数百円の出費になります。
スマートウォッチやアクセサリーの扱い
最近トラブルになりやすいのがスマートウォッチ(Apple Watchなど)の利用です。「完全禁止」の施設と、「カバーを付ければOK」の施設に分かれています。ガラス面が割れて破片が飛び散るのを防ぐため、多くの施設では厳しい制限があります。ネックレスやピアスなどの貴金属も、紛失や怪我の原因になるため外すのが基本ルールです。
休憩時間と体調管理について
公営プール特有のルールとして「休憩時間」があります。1時間に1回、10分間程度、全員がプールから上がらなければならない時間です(アナウンスや笛で知らされます)。これは利用者の体調確認と、監視員の交代・安全確認のために行われます。
「まだ泳げるのに」と思うかもしれませんが、水泳は意外と体力を消耗します。この時間は強制的な水分補給タイムと捉え、無理せず体を休めましょう。特に高齢の方や子供連れの方は、このリズムに合わせて休憩を取ることが事故防止につながります。
オムツが取れていないお子様の利用制限
最も確認が必要なのがここです。一般的な公営プールでは、「日常のオムツが完全に取れていないお子様」の入水を禁止しているケースが多いです。「水遊び用パンツ」の上に水着を着ればOKという施設(こてはし温水プールやクリーンスパ市川の特定エリアなど)もありますが、25mプールなどの一般遊泳エリアには入れないことがほとんどです。
せっかく行ったのに入水できなかったという悲劇を避けるため、公式サイトの「よくある質問」や「利用上の注意」の欄を必ずチェックしてください。
まとめ:千葉県市民プール一覧を活用して快適なスイミングライフを
千葉県には、本格的な競技用プールから、レジャー感覚で楽しめる流れるプールまで、バラエティ豊かな公営プールが揃っています。民間施設に比べて料金が安く、気軽に通えるのが最大の魅力です。
最後に、今回ご紹介した主なプールの特徴を簡単に振り返ります。
千葉県のおすすめ公営プール早見表
■本気で泳ぐなら
・千葉県国際総合水泳場(習志野市)
・船橋アリーナ(船橋市)
■家族で遊ぶなら(屋内・通年)
・こてはし温水プール(千葉市)※スライダーあり
・クリーンスパ市川(市川市)※温泉あり
・リフレッシュプラザ柏(柏市)※流れるプールあり
■夏に安く遊ぶなら(屋外・夏期)
・船橋市運動公園プール
・千葉公園水泳プール
プール選びの際は、料金だけでなく「帽子やオムツのルール」「駐車場の有無」「混雑する時間帯」なども併せて確認しておくと、よりスムーズに楽しめます。ぜひこの情報を参考に、あなたにぴったりのプールを見つけて、健康的なスイミングライフを楽しんでください。



